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米国終値9/4
S&P 5007,718.60-0.38%
NASDAQ26,506.99-0.29%
Dow Jones53,414.25-0.51%
Russell 20002,975.65+0.25%
VIX14.53+0.21
ドル円156.22+0.36%
10年債4.78%+0.02
原油 WTI91.22-0.09%
4,477.20-0.32%
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sodate Daily2026.09.058分で読めるsodate 編集部

8月雇用は162,000人。予想の3倍が、利上げ観測を6割戻した

金曜の米国株は小幅安になった。8月の雇用統計が162,000人増と予想の3倍近くに届き、前日にいったん消えかけた9月利上げの観測が戻ったためである。ダウは271ドル安。ただし下げ幅は小さく、中身のほうが割れていた。メモリ半導体はサンディスクが11.90%高、SKハイニックスが8.14%高。一方でソフトウェアは総崩れで、ガイドワイヤが19.93%安、ユーアイパスが16.63%安となった。

カリフォルニア州ミルピタスのサンディスクの拠点。メモリ需要の逼迫を背景に、この日11.90%高となった
LPS.1 · CC0

金曜の米国株は小幅安で終えた。

S&P 500が0.38%安の7,718.60、ナスダックが0.29%安の26,506.99。ダウは271ドル安の53,414.25である。

下げ幅そのものは小さい。ただし中身は、指数の数字よりずっと大きく割れていた。

この日の値9/4 終値
S&P 500
7,718.60
0.38%
NASDAQ
26,506.99
0.29%
Dow Jones
53,414.25
0.51%
Russell 2000
2,975.65
0.25%

8月の雇用は162,000人増。予想は55,000人だった

労働省が発表した8月の非農業部門雇用者数は162,000人増えた。市場予想の55,000人に対して3倍近い。

失業率は4.1%で前月から変わらず、平均時給は前月比0.3%増、前年比3.0%増だった。過去2か月ぶんの数字も合計55,000人上方修正されている。

増えたのは飲食業の59,000人と公立学校の42,000人である。ヘルスケアも13,000人増えたが、伸びは鈍った。

情報通信だけが23,000人減った

一方で減った業種がある。情報通信が23,000人の減少で、内訳は計算基盤とデータ処理が8,000人、出版が7,000人、放送・配信が5,000人だった。

この業種は過去12か月の平均が月8,000人の減少だった。8月はその3倍近い。AIの導入率が最も高い業種で、減り方が速くなっている。

利上げの織り込みは50.4%から6割へ戻った

前日はウォーラーFRB理事が9月の据え置きを支持すると述べ、CMEのFedWatchが示す利上げ確率は63.2%から50.4%へ落ちていた。

その1日ぶんが、雇用統計で戻った。金曜の織り込みはおよそ60%である。

長期金利も上がった。10年債が4.78%、2年債が3.76%、30年債が5.25%。

この日の値9/4 終値
10年債
4.78%
0.02
30年債
5.25%
0.00
2年債
3.76%
0.02

金利を生まない資産は逆に動いた。ビットコインは1.83%安の79,781で、前日に回復した$80,000をまた割っている。

決め手になるのは9月11日発表の8月消費者物価指数だと、複数のエコノミストが述べている。雇用は強くても、物価が減速していれば据え置きの理由は残る。

買われたのはメモリと、それを作る装置だった

市場全体が下げたこの日に、逆を向いた一群がある。

サンディスクが11.90%高、SKハイニックスが8.14%高、シーゲイトが6.34%高、マイクロンが6.10%高。

装置側も上げた。KLAが7.32%高、ラムリサーチが5.12%高である。

面白いのは上げなかった側だ。エヌビディアは0.84%高、ブロードコムは0.21%高にとどまっている。

同じ半導体でも、上げたのはメモリと装置だった前日比・9/4

買われたのは設計する会社ではなく、記憶する部品と、それを作る機械だった。事情は深掘りに書いた。

売られたのはソフトウェアだった

反対側はソフトウェアである。決算を出した会社が、そろって2桁下げた。

ガイドワイヤが19.93%安、ユーアイパスが16.63%安、アサナが12.69%安。

決算を出していない会社も巻き込まれた。オートデスクが8.26%安、アドビが6.73%安、ワークデイが5.38%安である。

ソフトウェアは決算の有無にかかわらず下げた前日比・9/4

3社とも決算の数字そのものは市場予想を上回っていた。売られた理由は別にある。詳しくは深掘りに書いた。

11業種のうち6つが上げ、首位は資本財の0.69%高

セクター騰落前日比・9/4
  • 資本財0.69%
  • 一般消費財0.62%
  • 情報技術0.12%
  • ヘルスケア0.06%
  • 不動産0.05%
  • 公益事業0.04%
  • 金融0.10%
  • 素材0.24%
  • エネルギー0.37%
  • 生活必需品0.39%
  • コミュニケーション・サービス0.42%

上げ幅が最も大きかったのは資本財の0.69%高で、一般消費財の0.62%高が続いた。

下げたのは5業種である。コミュニケーション・サービスが0.42%安で最も大きく、生活必需品が0.39%安、エネルギーが0.37%安と続いた。

深掘り

補足

超大型ではテスラが5.92%安だった。前日は5.42%高で発表会を待っていた銘柄である。その発表会の中身が期待に届かなかった。

ネットフリックスは5.35%安、パランティアは4.49%安、アップルは2.51%安で続いた。

LULULululemon Athletica$100.6117.38%
直近1か月の終値 (日足)。緑=前日より上げた日、赤=下げた日30日 $101$129
ルルレモンの1か月。通期見通しの引き下げで17.38%安となり、終値$100.61は52週安値にあたる

大型の下げ幅首位はガイドワイヤの19.93%安、次いでルルレモンの17.38%安、フェア・アイザックの16.68%安だった。

原油は週を通して上げた。ブレントが週間6.1%高、WTIが週間8.3%高である。米国とイランの軍事的な応酬が7か月目に入り、ホルムズ海峡の通航は木曜が4隻と、10日平均のおよそ15隻を大きく下回った。

米国のディーゼル平均価格は1ガロン$5.85と過去最高を更新した。9月11日の物価指数が注目されるのは、この燃料高がどこまで数字に出るかという点でもある。

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