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Merck の裏にいる会社を辿る

Merck(MRK・—)— 主力がん免疫薬に頼る製薬。裏にいる会社は 14 社(うち提携・権利 10 社)。記録の先頭 8 社の仕入れ先のさらに裏に 7 社。2 段目まで辿ると合計 21 社の上場企業がいました。下は、編集部の記録をそのまま 2 段まで辿った結果です。

金額(時価総額)を取得中。線の点検は2026年8月16日〜2026年10月4日(この会社の記録は2026年8月16日に点検)。

この画面で辿り直す →記録を全部読む →

代表の 1 本 — Merck → Moderna → CytomX Therapeutics

いちばん奥まで辿れる線のうち、辿り着いた先がいちばん知られていない (時価総額の小さい) ものを 1 本だけ選んでいます。 選定には2026年10月1日の引け時点の時価総額を使い、関係の記録を見直すときに更新します。

  1. 起点の会社

    Merck

    MRK・—

    主力がん免疫薬に頼る製薬

  2. 中身を作っている会社

    Moderna

    MRNA・—

    個別化がんワクチンの mRNA 技術提携・権利

    主力がん免疫薬と併用する個別化ワクチンを共同開発中で、2026年にも5年追跡データを両社連名で公表した

    出典: merck.com ・ Merck の記録向こうの記録にも

    Moderna の記録を読む →

  3. その先

    CytomX Therapeutics

    CTMX・—

    覆いをかける技術の実施許諾提携・権利

    10-K が現在の戦略提携の相手として子会社 ModernaTX の名で挙げている

    出典: CTMX 10-K (FY2025) ・ CytomX Therapeutics 側の記録から逆引き

    CytomX Therapeutics の記録を読む →

中身を作っている会社 — 14 社(うち提携・権利 10 社)

Merck の開示か、相手の会社の開示に書かれた仕入れ先・委託先です (どちら側の記録から引いた線かは 1 社ずつ示します)。

  1. ModernaMRNA・—

    個別化がんワクチンの mRNA 技術提携・権利

    主力がん免疫薬と併用する個別化ワクチンを共同開発中で、2026年にも5年追跡データを両社連名で公表した

    出典: merck.com ・ Merck の記録向こうの記録にも

    Moderna の記録を読む →

  2. AgenusAGEN・—

    抗体プログラムの実施許諾提携・権利

    10-K が現在の提携先に Merck Sharp & Dohme を挙げ、同社からのロイヤルティ債権も売却している

    出典: AGEN 10-K (FY2025) ・ Agenus 側の記録から逆引き

    Agenus の記録を読む →

  3. EvaxionEVAX・—

    ワクチン候補 EVX-B3 の実施許諾提携・権利

    2025 年に MSD が EVX-B3 の権利を取得し一時金 $7.5M を支払った。節目金と売上の分配も残る

    出典: EVAX 20-F (FY2025) ・ Evaxion 側の記録から逆引き

  4. α7 受容体作動薬の独占実施権提携・権利

    導出先で、2025年3月に第2相入りで 1,500万ドルを受領。追加で最大 4.5億ドルの権利を持つ

    出典: NEUP 10-K (FY2025) Merck Agreement ・ Neuphoria Therapeutics 側の記録から逆引き

  5. 製薬工場・研究施設の除菌

    10-K の顧客名簿に Merck を実名で記載。眼科分野の新規顧客の規模を「Pfizer や Merck に匹敵」と説明する基準にも使っている

    出典: TOMZ 10-K (FY2025) ・ TOMI Environmental Solutions 側の記録から逆引き

  6. CodexisCDXS・—

    酵素の設計の基盤の実施許諾提携・権利

    10-K が CodeEvolver の基盤ごと使わせる技術の実施許諾を結んだ 3 社の一つに Merck & Co を挙げ、技術移転の契約も注記に載る

    出典: CDXS 10-K (FY2025) Item 1 / History and Core Technology ・ Codexis 側の記録から逆引き

  7. AbsciABSI・—

    抗体創薬の受託と導出

    10-K が主要な提携先の筆頭に Merck を挙げており、パートナー計画の前払金・マイルストン・ロイヤルティが売上の柱になる

    出典: ABSI 10-K (FY2025) Our Partnerships ・ Absci 側の記録から逆引き

    Absci の記録を読む →

  8. がん標的 2 件の独占実施権提携・権利

    2020 年の研究提携で 2 つの標的を選ばせ世界独占の権利を渡した相手。標的ごと最大 5.005 億ドルの一時金と達成報酬に加え研究費も受け取る

    出典: JANX 10-K (FY2025) Our Collaboration with Merck Sharp & Dohme Corp. ・ Janux Therapeutics 側の記録から逆引き

  9. OPKO HealthOPK・—

    多重特異性抗体の共同開発提携・権利

    子会社 ModeX の MSTAR 基盤について Merck Sharp & Dohme と臨床の共同開発契約を進めている

    出典: OPK 10-K (FY2025) Item 1 ModeX ・ OPKO Health 側の記録から逆引き

    OPKO Health の記録を読む →

  10. PD-1特許のライセンス供与提携・権利

    BMS/Onoが保有するPD-1抗体特許をMerckのKeytrudaにライセンスし、ロイヤリティ収入を得る契約。ロイヤリティは2026年12月末で終了予定

    出典: BMY 10-K (FY2025) Note - Royalty and Licensing Income ・ Bristol Myers Squibb 側の記録から逆引き

    Bristol Myers Squibb の記録を読む →この会社の裏を辿る →

  11. Ohtuvayre・Capvaxive・Vaxneuvance の権利使用料提携・権利

    3 製品あわせて 2025 年に $32.3M を受け取る。1 社としては Amgen に次ぐ規模で、呼吸器とワクチンに分散している

    出典: LGND 10-K (FY2025) / Commercial and Clinical Stage Partnered Portfolio ・ Ligand Pharmaceuticals 側の記録から逆引き

  12. OrganonOGN・—

    第三者向けの受託製造

    6か所の自社工場すべてで旧親会社の製品を受託製造・包装しており、工場の稼働を支える相手になっている

    出典: OGN 10-K (FY2025) Manufacturing ・ Organon 側の記録から逆引き

    Organon の記録を読む →

  13. ZymeworksZYME・—

    抗体の基盤技術の実施許諾提携・権利

    10-K が Merck Sharp & Dohme を現在も収入を生む基盤技術の提携先として名指しする

    出典: ZYME 10-K (FY2025) Strategic Partnerships and Collaborations ・ Zymeworks 側の記録から逆引き

  14. Veeva SystemsVEEV・—

    営業・規制文書管理クラウドソフトの利用

    Veeva 10-K (FY2026) は顧客の例として Bayer・Boehringer・Eli Lilly・Gilead・Merck Sharp & Dohme・Novartis 等を名指しする (依存度の数字は無い)

    出典: VEEV 10-K (FY2026、2026-01 期) Item 1 Customers (Merck Sharp & Dohme を名指し)(SEC の書類 →) ・ Veeva Systems 側の記録から逆引き

    Veeva Systems の記録を読む →

その先 — 7 社

上の 1 段目のうち先頭 8 社 (道具の盤面と同じ顔ぶれ) の、さらに仕入れ先・委託先です。9 社目以降の裏はここには数えていません (各社の「この会社の裏を辿る →」から)。ここで止めます (3 段行くと何とでも繋がって、意味が消えます)。

  1. 覆いをかける技術の実施許諾提携・権利

    10-K が現在の戦略提携の相手として子会社 ModernaTX の名で挙げている

    辿り着いた道: Moderna の裏

    出典: CTMX 10-K (FY2025) ・ CytomX Therapeutics 側の記録から逆引き

    CytomX Therapeutics の記録を読む →

  2. ImmaticsIMTX・—

    提携の対価となる共同開発提携・権利

    2025 年の提携収入 3,720 万ユーロがモデルナ向けで、同社が費用を負担する第 1 相試験も実施する

    辿り着いた道: Moderna の裏

    出典: IMTX 20-F (FY2025) Revenue from Collaboration Agreements ・ Immatics 側の記録から逆引き

    Immatics の記録を読む →

  3. 脂質ナノ粒子の特許の使用提携・権利

    2026年3月3日の和解で Moderna が Arbutus と Genevant へ計 $950.0M を一括で支払う。Arbutus の取り分は訴訟費用を引いた後の 20% で、追加の $1.3B は控訴の結果次第

    辿り着いた道: Moderna の裏

    出典: ABUS 10-K (FY2025) Moderna Settlement Agreement ・ Arbutus Biopharma 側の記録から逆引き

  4. PersonalisPSNL・—

    個別化がん治療の治験の遺伝子検査

    個別化がんワクチンの治験向け検査で 2025 年の売上の 22%、2024 年は 28% を占める最大の取引先

    辿り着いた道: Moderna の裏

    出典: PSNL 10-K (FY2025) Customer Concentration ・ Personalis 側の記録から逆引き

    Personalis の記録を読む →

  5. 研究施設の賃借

    年間賃料収入の3.8%を占める第3位のテナント。残存12.9年と契約が長く、創薬の設備投資に連動しやすい

    辿り着いた道: Moderna の裏

    出典: ARE 10-K (FY2025) ・ Alexandria Real Estate Equities 側の記録から逆引き

  6. 臨床試験の受託

    2022 年の基本契約で試験の運営を任せており、2025 年には未払分の支払条件を組み直す契約まで結んでいる

    辿り着いた道: Agenus の裏

    出典: AGEN 10-K (FY2025) Notes ・ Agenus の記録この会社の記録だけ

  7. AI 計算基盤(Instinct と ROCm)

    2025 年 1 月の戦略提携で、抗体を一から設計する生成モデルを AMD の Instinct アクセラレータと ROCm 上で最適化すると 10-K が書いている

    辿り着いた道: Absci の裏

    出典: ABSI 10-K (FY2025) AMD strategic collaboration ・ Absci の記録この会社の記録だけ

    Advanced Micro Devices の記録を読む →この会社の裏を辿る →

売り先 — 13 社のうち 8 社

この会社が裏にいる先。Merck の裏ではなく、まわりの会社です。記録の 13 社のうち、辿れる面のある会社を先に 8 社まで。全件は「記録を全部読む →」で。

  1. McKessonMCK・—

    米国で薬を病院・薬局へ流す卸

    10-K が売掛金の集中先として名指しする3社の1社。米国最大の卸で、処方薬はほぼこの3社を通る

    出典: Merck 10-K の売掛金集中の記述(SEC の書類 →) ・ Merck の記録この会社の記録だけ

    McKesson の記録を読む →この会社の裏を辿る →

  2. 貧血治療薬 Reblozyl の導入ライセンス提携・権利売り買い両方の相手

    Reblozyl はメルクからの導入品で、純売上の20〜24%を段階ロイヤルティとして売上原価に計上している

    出典: BMY 10-K (FY2025) Note 4 License Agreements ・ Bristol Myers Squibb 側の記録から逆引き

    Bristol Myers Squibb の記録を読む →この会社の裏を辿る →

  3. CencoraCOR・—

    医薬品の全国流通 (旧 AmerisourceBergen)

    10-K が売掛金の集中先として名指しする3社の1社。がん領域の専門流通に強く、主力薬の配送を担う

    出典: Merck 10-K の売掛金集中の記述(SEC の書類 →) ・ Merck の記録この会社の記録だけ

    Cencora の記録を読む →

  4. 医薬品の全国流通

    10-K が売掛金の集中先として名指しする3社の1社で、3社合わせて米国卸市場の9割超を握る

    出典: Merck 10-K の売掛金集中の記述(intuitionlabs.ai →)(分析サイト) ・ Merck の記録向こうの記録にも

    Cardinal Health の記録を読む →

  5. 併用する Keytruda

    第 1/2 相 BRI-ROL-001 で Bria-IMT と併用した pembrolizumab の製造元と 10-K が明記している

    出典: BCTX 10-K (FY2025) ・ BriaCell Therapeutics 側の記録から逆引き

    BriaCell Therapeutics の記録を読む →

  6. 併用試験に使う KEYTRUDA

    CX-801 との併用を試すため Merck が KEYTRUDA を供給する臨床の提携を 2024 年に結んでいる

    出典: CTMX 10-K (FY2025) ・ CytomX Therapeutics 側の記録から逆引き

    CytomX Therapeutics の記録を読む →

  7. ImmutepIMMP・—

    併用試験に使う抗 PD-1 薬の供給

    efti とペムブロリズマブの併用を調べる臨床試験の共同・供給契約を 3 本結び、相手から薬の供給を受ける

    出典: IMMP 20-F (FY2025) Business Overview ・ Immutep 側の記録から逆引き

    Immutep の記録を読む →

  8. 臨床試験で使う pembrolizumab の供給

    2017 年締結の臨床試験協業・供給契約で PDS0101 と併用する薬剤の提供を受ける。第 3 相の対照薬でもある

    出典: PDSB 10-K (FY2025) ・ PDS Biotechnology 側の記録から逆引き

    PDS Biotechnology の記録を読む →

同じ土俵の会社 — 64 社のうち 8 社

競合。Merck の裏ではなく、まわりの会社です。記録の 64 社のうち、辿れる面のある会社を先に 8 社まで。全件は「記録を全部読む →」で。

  1. 同じ仕組みのがん免疫薬 Opdivo

    主力薬とほぼ同じ作用のがん免疫薬を持つ最大の相手で、適応症ごとに正面から取り合っている

    出典: delveinsight.com(分析サイト)向こうの記録にも

    Bristol Myers Squibb の記録を読む →この会社の裏を辿る →

  2. AstraZenecaAZN・—

    がん免疫薬 Imfinzi と肺がん領域

    肺がんを中心に同じ患者層を取り合う相手で、Imfinzi は年間40億ドル規模まで育っている

    出典: delveinsight.com(分析サイト)向こうの記録にも

    AstraZeneca の記録を読む →この会社の裏を辿る →

  3. PfizerPFE・—

    ワクチンとがん領域の総合製薬

    肺炎球菌ワクチンなどで真正面からぶつかり、特許切れ後の次の柱をがん領域で取り合う相手

    出典: delveinsight.com(分析サイト)この会社の記録だけ

    Pfizer の記録を読む →この会社の裏を辿る →

  4. Novo NordiskNVO・—

    肥満・糖尿病の治療薬

    肥満・糖尿病の開発企業の一覧にノボとメルクが並記されている (共起)

    出典: PTN 10-K (FY2025) Competition

    Novo Nordisk の記録を読む →この会社の裏を辿る →

  5. がん領域の医薬品での競合

    がん免疫療法分野でJNJのDARZALEX等と競合する製薬大手

    出典: JNJ 10-K (FY2025) Item 1 Competition

    Johnson & Johnson の記録を読む →この会社の裏を辿る →

  6. がん免疫薬 Libtayo

    皮膚がん領域で先行する同種の薬を持ち、主力薬が取りにいく適応と重なる部分が大きい

    出典: delveinsight.com(分析サイト)この会社の記録だけ

    Regeneron Pharmaceuticals の記録を読む →

  7. Nav1.8 阻害薬の開発競合

    目論見書が Merck Sharp & Dohme を Nav1.8 で進んだ候補を持つ会社として名指ししている

    出典: LTGO 424B4 (2026-08-07) Business – Competition(SEC の書類 →)

  8. AbivaxABVX・—

    TL1A 抗体の後続

    20-F が Prometheus 買収で得た TL1A 抗体を将来の競合として挙げる

    出典: ABVX 20-F (FY2025)

この画面で辿り直す →記録を全部読む →URL を貼って辿る →

金額(時価総額)を取得中。 線の点検は2026年8月16日〜2026年10月4日に行いました。 線はどれも開示の記述から書き起こしたもので、機械が似ている会社どうしを繋いだものではありません。空白を推測では埋めていません。

ここに出るのは編集部の推論で、事実の報告ではありません。会社どうしの関係は変わることがあり、 並んだ会社の株価がその通りに動くとは限りません。 売買の判断は、ご自身で確かめたうえで行ってください。